Research調査情報

2009年6月24日

下村遺跡(1)~遺跡紹介

切岸の上から見た堀遺跡は、名勝天竜峡の東側、天竜川の河岸段丘上にあります。
遺跡のなかには、河川に削り残された小高い尾根があり、地元ではその場所を「鶯ケ城と呼んでいました。
現在、城の中心である尾根の頂上を調査しています。
頂上を攻める敵から守るために掘った幅広い堀や約3mの高さのある人工の崖(切岸)が見つかっています。

天竜峡ICから見た鶯ケ城跡です。天竜峡ICから見た鶯ケ城跡です。

尾根を分断する堀の調査風景。写真左側は切岸(きりぎし)です。尾根を分断する堀の調査風景。写真左側は切岸(きりぎし)です。

堀と切岸の調査風景。堀と切岸の調査風景。

緑色の線が堀になります。緑色の線が堀になります。

地層を観察するための土手を残して堀を掘り下げています。右側が切岸です。地層を観察するための土手を残して堀を掘り下げています。右側が切岸です。

堀の調査風景。写真右側は切岸です。奥にプレハブ、背後に三遠南信自動車道が見えます。堀の調査風景。写真右側は切岸です。奥にプレハブ、背後に三遠南信自動車道が見えます。

下村遺跡(鶯ヶ城跡)ほか

1 3 4 5 6 7

著作権について : 「長野県埋蔵文化財センター」ホームページに掲載している個々の情報(文章、写真、イラストなど)は、著作権の対象となっています。また、「長野県埋蔵文化財センター」ホームページ全体も編集著作物として著作権の対象となっており、ともに著作権法により保護されています。
「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、無断で複製・転用することはできません。